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特集:伊勢英子《illustration》No.241 - 2024 年 3 月號(日本插畫雜誌)
特集:
伊勢英子 いせひでこ(30 p)
みやこしあきこ(14 p)
しおたにまみこ(14 p)
牧野千穂(20 p)
特集 いせひでこ
絵本作家として「いのち」をテーマに作品を発表し続けている、いせひでこさんを30ページにわたって特集します。いせさんにとって10年ぶりとなる自作の創作絵本『ピアノ』の制作過程を取材するほか、「木」をテーマとして3部作絵本『ルリユールおじさん』『大きな木のような人』『まつり』を取り上げます。また個展にて展示したオリジナルのタブローや未公開のスケッチなども収録予定です。
表紙はいせさんによる描き下ろしです。
特集 みやこしあきこ
大学在学中から絵本を作り始め、2009年に初めての絵本『たいふうがくる』を発表して以来、これまでに日本絵本大賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞など、世界中で高い評価を得てきたみやこしあきこさん。2018年には初めて全編リトグラフの手法で制作された『ぼくのたび』が話題になり、2023年には初の絵童話『ちいさなトガリネズミ』が小学館児童出版文化賞を受賞しました。
画材や表現方法が変われど、感情をゆさぶられる描写はますます強度を増し、目を見張るばかりです。本特集では自作絵本とイラストレーションの仕事を中心にご紹介し、近年移り住んだ長野県のアトリエでの制作の様子もお届けします。
特集 しおたにまみこ
ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞したことをきっかけに、2018年『そらからきたこいし』でデビューし、近年絵童話のシリーズ『たまごのはなし』『いちじくのはなし』でますます人気を得ている絵本作家・しおたにまみこさん。
『たまごのはなし』はブラチスラバ世界絵本原画展で金牌を受賞し、その後カプセルフィギュアが発売されるほど、数多くの読者を魅了。どの作品も1度読んだらつい癖になる独特な世界観、物語であることに加え、その魅力を倍増させる精緻な絵には、誰もが心奪われてしまいます。本特集ではこれまでに発表された3冊の絵本と先述の絵童話2冊を中心に、これまでの歩みや制作背景に迫るインタビューもご紹介します。
特集 牧野千穂
印象的なパステル画で、数多くの装丁をはじめとしたイラストレーションを手がけてきた牧野千穂さん。2011年に上梓した『うきわねこ』(蜂飼耳/文)は、「第4回MOE絵本屋さん大賞」で2位を獲得するなど、近年は絵本の作画でも注目を集め、たくさんの読者がその世界観に魅了されています。
今回は、2023年12月刊行の『おやすみまくら』(斉藤倫/文)を含む6冊の絵本を紹介するほか、インタビューではイラストレーションと絵本、それぞれの取り組みについてお聞きします。
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